意外と簡単 学生ズボンのウエスト出し
今日はぬぬもく 木曜日
ご覧頂きありがとうございます。
軽くて大容量のしごとーと & キレイ目カジュアルな ぬぬとーとの オーダーバッグ専門店 Nunu 工藤です。
最近、過去のブログの中で最も読まれている記事に、「かばん屋さんが教えるソーイングの基礎知識シリーズ」
中でも、”ロックミシン無しで作れる お弁当袋”の記事が季節柄なのか よく読まれていると感じていました。
そこで、先日 長男が制服のウエストが少しキツイと言った時に、「あれ?もしかして、この時期に同じ事思ってる子やお母さん達がいるかも」と思い立ちました。
意外に簡単だけど、ズボンのウエストが出せる事って知られていないのではないか・・・
恐らくですが、巾着など縫えるくらいミシンを使える方なら、出来ちゃうと思います。
方法をご紹介しますね。
まず、ズボンの後ろ側の中央部分の糸を解きます。
ズボンに寄り縫製は違いますが、学生ズボンなら だいたい こんな感じになっているのではないでしょうか。
中学校のズボンを確認しましたら、見返しの縫い方や素材が違えど 縫製の方法は ほぼ同じでした。
全く違う縫製のズボンがあれば、参考程度にお願いいたします。
丸印の部分はベルト通しを縫っているところ
解く幅は、おおよそでOKです。
制服により縫製方法は違いますが、要は見返し(内側についている横に細長い布)をペロンと持ち上げられればOK
間違って解いても、後で縫い直せば良いので大丈夫です。
解くとこんな感じになります。
この縫い代の分だけ出せるので、このズボンですと27mmほどあるので2cm強
ですので、両方で4cm強のサイズUPが出来る事になります。
縫い代を片側に倒すと、白の破線が現在縫っているところ
サイズUPしたい線は黄色の線になります。
元々縫ってあるところを解く前に、黄色の線を縫います。
元の線に交わる様に縫います。
この部分はお尻の部分になり強度が必要なので、2~3度縫うと良いと思います。
縫い終わると、元のミシンの部分を解きます。
解いたところを表から見るとこんな感じになっています。
糸くずを取り除き、アイロンを掛けます。
元々、縫ってあったところのミシン穴消えろ~と念じながらアイロン掛けをしてください。
(スチームやスプレーで水分を当てると良いと思います。アイロンは裏側から、表から当てる時は必ず当て布をしてください。)
裏から見るとこの様になります。
先程解いた部分にミシンをかけます。(何故か待ち針を打っていますが必要ありません)
何処から何処まで解いたかを待ち針で刺しています。
解いた部分を繋ぐイメージで縫い始めと縫い終わりに返し縫いをお忘れなく。
裏を返すとこの様に縫えています。
ベルト通しをつけるのですが、これまでの ソーイング記事を読んで下さったご感想で多かったのが、短い部分のミシンが怖いと言うお声です。
なので、ベルトは手で付けちゃいましょう。
他のベルト通しがどうなっているかを見ながらチクチクといきましょう。強度は欲しいので シッカリと・・・
これで完成です。
4cm強のサイズUPができました。
始め、解くときにドキドキするかも知れませんが、解く時に ズボンを破らない様にだけ気を付けていただくと、元に戻せない事はないと思います。
前にも申しましたが、私はバッグを縫製する時は プロとして完璧に仕上げないといけないといけませんが、子ども達のサイズ直しやちょっとしたグッズを作る時は結構大ざっぱです。
今日、ご紹介した方法も取り掛かりやすい様に少しアレンジしています。
ハンドメイドを楽しんで、「出来た~~~」と伸びをする達成感は最高で この気持ちを一人でも多くの方に味わってほしくて、以前はワークショップをやっていました。
なので、キレイに作ることが目的でなく、楽しむ事を目的として 是非チャレンジいただきたいと思います。
どなたかな参考になれば嬉しいです。
ちょこっと話
春休み、愛犬を迎えて初めての家族旅行
鳥取 皆生温泉の松濤園さんと言う旅館が昨年 わんこと泊まれる宿にリニューアルしたと聞き行って参りました。
レストランにもわんこ用にカートが置かれ一緒に食事ができ、他のわんことのトラブル防止に一グループずつパーティションで区切られていました。
お部屋は勿論、ロビーにもわんこ用のゴミ箱や、お散歩に必要なものが用意されていて、全て、わんこファースト
目の付け所が、凄いな~と思いました。
そして、お土産を買ってきましたよ♪
①目玉おやじ箸置き
②鬼太郎耳かき ケース付き
③焼きあごのおつまみ
ご応募はInstagramをフォローいただき、本日の日付が変わるまでに DMからお願いいたします。
ご希望の番号をお知らせください。
抽選でそれぞれ一名様です。
沢山のご応募お待ちしています。
水木しげるロードのマンホールが期待通りでした♪
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。